私とベトナム雑貨の出会い ベトナム刺繍家との出会い

私がみずほというクラフトネームを持って活動を始めた頃と重なる時期に、タイで衝撃的な光景を目にしました。
夫の会社へ向かう車が高速道路を走っているときに
幌なしのトラックの荷台にたくさんの労働者の方が乗っているのが見えたのです。
彼らは必死に幌の骨組みにしがみついて揺られていました。
その光景が目に焼き付いて離れなかったのです。
そのときの悲しい、そして申し訳ないような気持ちが未だに忘れられません。
先進国と後進国の違いを見せつけられた気がして…。
そして、先進国のいいところだけを享受していることに
私自身、気付いていなかったのです。
会社の繁栄のために後進国の労働力を得るのは、
商売をする上で致し方ないことであるのかもしれないけれど、
私はその恩恵を受けるだけでなく、いつか、なにか恩返しがしたい!と思ったのです。

その気持ちは失せることなく胸の中にありましたが、みずほとしての創作活動に追われて
具体的には動かないままに10年くらいの月日が経ちました。

そうして2016年6月、銀座での展示会が終わり、
作家活動を少し緩やかなものにしていこうという決意をしたとき、
今まで動けなかった後進国への恩返しを今こそするときなのでは?という想いに至ったのです。

そうして、それは夫のベトナムでの仕事がちょうど動き始めた頃でもあり、
ベトナムになにか私のできることがあると、このフェアトレードのような気持ちを形にしてみようと決意しました。

ベトナムに照準を合わせてから調べてみると、ベトナムの山岳地方に住む部族には、固有の刺繍をする文化があることがわかりました。ベトナムはフランス領だった時代もあるので、日本に広く受け入れられるフランス刺繍の刺繍家もきっといるはずだと、探してみることにしたのです。

最初は、ベトナムで通訳をお願いしている会社の方に刺繍家を2組紹介していただいたのですが、
この方たちとはご縁がつながらず、私と通訳さんの2人でハノイの刺繍村にて刺繍家を探して歩くことにしました。
刺繍村は、ハノイから車で小一時間。朝ホテルを出発し、そこにタクシーの運転手さんも加わって、
訪ねて回ったのです。

刺繍工房では、その村に住む女性が何人か床に座って、刺繍をします。
なにかおしゃべりしながら、
ときには笑い声がするので、そんな声が頼りです。
探し始めて しばらくすると なにやら楽しげな雰囲気の声が聞こえてきました。

――― 工房かな?
「こんにちは!」と訪ねると部屋には7人くらいの 女性が刺繍をしていました。
――― ヤッター!
「このランチョンマットのセットを作ってもらいたいのですが。。。」
「ここは工房で、オーナーはここにはいません。」
「どこにいけば会えますか?」
「斜め前の家よ。」

――― ここかな?

「こんにちは~!」とあいさつしたら、家に招いてくださり、
サンプルのランチョンマットを取り出していろいろお話することができました。

これが 刺繍村のタットさんご夫婦との出会い。
タットさんはアオザイに刺繍をして、ハノイ市内へ納める日常を送っており、
ご夫妻ともにお若いけれど、3人のお子さんがいらっしゃいます。

ベトナム雑貨についてのご紹介

ベトナム刺繍家のThat(タット)さんにランチョンマットセットをお願いしたのは、2016年の12月のこと。
私のこだわりは、ランチョンマットに花を添える立体刺繍の蓮の花です(ベトナムの国花が蓮の花なので、題材を蓮の花にしたのです)。表も裏も美しい刺繍で作られた蓮の花。
考えられますか?刺繍って、糸の始末をきちんとしても裏は裏でしかないのに、表も裏もない両面から見ても美しい立体刺繍
なのです。この立体刺繍の蓮の花がスプーンレストになったら素敵だよなぁ~と考えました。

ベトナム雑貨についてのご紹介

ランチョンマットの表地も手織りのベトナムシルク100%を使いました。これらをしまう箱もベトナムの漆器です。

そうして、刺繍家のタットさんにもっと作っていただこうと持ちかけたのは、ポットウォーマーです。
私の作ったサンプルは、着物地を使ったものです。

ベトナム雑貨についてのご紹介

ポットウォーマーの下にはタットさん渾身のデザインの蓮の葉っぱが!
このポットウォーマーのセットでお茶を飲んだら きっと楽しい時間が過ごせそう。。。
そんな気がしませんか?

タットさんとは、通訳さんを介してこうした方がいいとか、これはイイネ!とか
話し合いながら作り進めているため、手作り感満載です。

ランチョンマットセットを収めるベトナム漆器の職人さんは、Thuat(トゥワット)さん。
ベトナム漆器のトレイもお願いしました。
ベトナムの国花 蓮の花をあしらっていただきました。
@hanoiの蓮の花シリーズです。

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